がん予防と運動習慣:シニア世代が健康寿命を延ばすための科学的エビデンス」
健康クラブ100ジムです(^^♪
がんは日本人の二人に一人が一生のうちに経験するといわれる、非常に身近な病気です。
しかし近年の研究では、生活習慣の改善によってそのリスクを減らせることが明らかになってきました。
その中でも特に注目されているのが「運動習慣」です。
今回は、シニア世代の皆さまに向けて、がんと運動の関係について医学的根拠を交えながら解説します。
運動不足とがんリスクの関係
国立がん研究センターや厚生労働省の報告によれば、運動不足はがんの発症リスクを高める生活習慣の一つとされています。
座りっぱなしの生活は肥満や糖代謝異常を招き、それ自体が複数のがんのリスク因子となります。
さらに、肥満とは独立して、運動不足そのものががんの発症に関わることも指摘されています。
具体的には、以下のがんで運動習慣との関連が強く示されています:
- 大腸がん:定期的な中強度〜高強度の運動でリスクが20〜30%低下
- 乳がん:特に閉経後女性で運動習慣がある人はリスクが約20%低下
- 子宮体がん:中等度以上の身体活動でリスクが20〜30%低下
これらは大規模な疫学研究やメタ解析による科学的根拠に基づいた結果です。
運動がもたらす体内の変化
運動ががん予防に効果的である理由は複数あります。
- ホルモンバランスの安定化:乳がんや子宮体がんのリスク低下に寄与。
- 炎症の抑制:慢性的な炎症はがんの発症に関わるため、運動で炎症マーカーが低下。
- 腸の運動促進:大腸がん予防に有効。
- 免疫機能の向上:がん細胞を排除する力を高める。
これらの作用は、シニア世代にとっても大きな恩恵となります。
どのくらい運動すればよいのか?
世界保健機関(WHO)は、週150分以上の中強度有酸素運動(早歩きなど)、または週75分以上の高強度有酸素運動を推奨しています。さらに、週2回以上の筋力トレーニングを組み合わせることが望ましいとされています。
シニア世代の場合、無理な運動は怪我の原因となるため、まずは「毎日20分の早歩き」や「軽い筋トレ」を目標にすると良いでしょう。国立がん研究センターのサバイバーシップガイドラインでも、65歳以上のがん経験者に対しても運動を推奨しており、エビデンスの強さは中程度とされています。
運動習慣を続けるための工夫
- 仲間と一緒に運動する:ジムや地域のサークルに参加すると継続しやすい。
- 生活の一部に組み込む:買い物は徒歩で、階段を使うなど。
- 楽しみながら行う:音楽を聴きながら歩く、季節の風景を楽しむ。
まとめ
がん予防において運動は「薬に匹敵する生活習慣」といえるほど重要です。
特にシニア世代は、運動によってがんリスクを減らすだけでなく、心身の健康寿命を延ばす効果も期待できます。
100ジムでは、皆さまが無理なく続けられる運動習慣をサポートし、地域の健康づくりに貢献していきます。
