女性が長生きする理由とは?平均寿命・健康寿命の差に迫る
健康クラブ100ジムです(^^♪
日本は世界有数の長寿国として知られていますが、男女間で寿命に大きな差があることをご存じでしょうか。
厚生労働省の2023年の統計によると、女性の平均寿命は87.14歳、男性は81.09歳と、その差は約6年。健康寿命(介護を必要とせず自立して生活できる期間)でも、女性は75.45歳、男性は72.68歳と約3年の差があります。
では、なぜ女性の方が長生きし、健康寿命も長いのでしょうか?今回はその理由を、100ジムに通うシニア世代の皆さまに向けて、わかりやすく解説します。
1. 女性ホルモンの働きが健康を守る
女性の体内で分泌される「エストロゲン」というホルモンには、動脈硬化を抑えたり、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
これにより、心筋梗塞や高血圧などの生活習慣病のリスクが男性よりも低くなる傾向があります。
また、エストロゲンは免疫力を高める作用もあり、病気に対する抵抗力が強いとされています。
2. 基礎代謝量が少なく、体の負担が少ない
一般的に女性は男性よりも筋肉量が少なく、基礎代謝量も低めです。
これが一見不利に思えるかもしれませんが、実は体への負担が少なく、老化のスピードが緩やかになるというメリットがあります。
代謝が穏やかであることが、長寿につながっているのです。
3. 社会的つながりが健康寿命を延ばす
女性は男性に比べて、地域や家族とのつながりを持ちやすく、複数のコミュニティに所属している傾向があります。
こうした人との関わりが、精神的な安定や孤立の予防につながり、健康寿命を延ばす要因となっています。
特に退職後の男性は孤立しやすく、うつ病や認知症のリスクが高まることもあるため、積極的な社会参加が重要です。
4. 通院や健康管理への意識が高い
女性は体調の変化に敏感で、定期的な健康診断や通院を欠かさない人が多い傾向があります。
早期発見・早期治療ができることで、重症化を防ぎ、健康寿命を延ばすことが可能になります。
男性は「我慢する」「病院に行かない」といった傾向が強く、これが寿命の差につながっているとも言われています。
5. 生活習慣の違いも影響
喫煙や過度な飲酒、暴力や事故などのリスク行動は、男性の方が取りやすい傾向があります。
これらは寿命を縮める要因となるため、生活習慣の見直しが長寿への第一歩です。
女性は比較的穏やかな生活を送りやすく、健康的な食事や運動習慣を取り入れている人も多いのが特徴です。
まとめ:男女差を知って、より健康なシニアライフを
女性が長生きする理由には、ホルモンや代謝、社会的つながりなど、さまざまな要因があります。
しかし、男性も生活習慣を見直し、積極的に運動や人との交流を取り入れることで、健康寿命を延ばすことは十分可能です。
100ジムでは、シニア世代の皆さまが無理なく続けられる運動メニューをご用意しています。
男女問わず、健康で長生きするために、今日から一歩踏み出してみませんか?
